最近の工房は、梅雨時とあって若干湿度が高め・・・ 特注家具作りにとっては湿度が高いと大変なんです。 ハハハ 色々なものの乾きが遅くなる。 接着剤・塗料など・・・
したがって、一人が一つの物を作るという基本が少し崩れる。 一つの家具を進めながら次に仕掛かる家具の準備を始める。 乾かしてる時に ぼぉーっとただ見てるわけにはいかない。
当然ですが、個人差はあるけども、乾かしてる間に次に仕掛かる家具の部品を点検したり、穴をあけたり、サイズを確認してカットしたり、いろんな事を進めてる。
簡単に言うと、同時に二台進めてる感じに成るのかなぁ~・・・ 難しい事だと思うかもしれませんが、結構~余裕をもって出来てるようです。
さて 募集に関してですが、家具作りは難しいと考えておられるかもしれませんねぇ~・・・ たまぁ~に面接に来てくれますが なかなか厳しい状況で・・・
ま、今どきはどの業界も人手不足と言ってて なかなか集まりませんね。 人が余ってるのは飲食・旅行・観光業界などかな? 要は、派遣社員が多かった業種ですね。
新聞なんかに良く 派遣切りとか出てたりしますけど、そのような方々が沢山いるというけど、そのような方々の中で家具作りをやってみようかな~という方は居ませんかね?
全くの素人でかまいません、家具作りと言うと 【 職人 】 という感覚でお考えの方が多いと思いますが、けしてそのようなことは在りませんで、素人でもできるんです。
少しずつ覚えて3年もすれば 出来る事がかなり増えます。 木材や合板を使ってのオーダー家具作り、日曜大工の延長と考えてこの業界に飛び込んでみませんか?
以前は職人と言うジャンルは修行が厳しいなどと思われていて、世間一般の方々は敬遠していた様子も有りますが、いわゆる職人と言う言葉はすでに死語ではないかと思います。
少し大げさな解釈ですが、オーダー家具作りとは? 【 クリエイティブな仕事 】 ではないだろうかと部分的には思えますね。 創造的、あるいは独創的な家具作りですからね。
ただ、若干の制限は在りますよそれは・・・ どんな仕事でも顧客の希望は無視できませんから・・・ 顧客の希望を全て聞いて、その上で可能性を追求しながら家具を作る。
そんなイメージだと思うんです。 その場合の顧客とは、一般ユーザー、設計事務所、その先の施主様・・・ あらゆる関係者の意見を聞いて取りまとめてから
構造を考える、ふさわしい素材を選ぶ、サイズをチェックする、塗装、家具金物・・・・・・ この一連の作業が大げさに言えば、【 クリエイティブな仕事 】だと思う。
物の本にはこう書いてある・・・ クリエイティブな仕事とは? 独創的な、創造的な、とある。 普通は広告の宣伝物などのことを言う事も有るらしいが、
独創的な、創造的な、と言えば 特注家具作りも同じようなものである。 この世に存在していないものをゼロから作るわけだから・・・世界中でただ一つの家具を作るのだ。
どうでしょう? 解釈を無理やりに? という感覚は有るだろうか? いや!無理にでもこの解釈で 特注家具作りを進めようじゃないか。 ハハハ この世にただ一つの家具。