今日は古い家具? 骨董品のような 長火鉢の修理再生を紹介します。 修理再生にも色々なものが持ち込まれて来ます。 今回は50年以上前の物かなぁ~?
と、お客様が言ってました。 ありがたいことに わざわざ福島県白河郡から自家用車に積んで走ってきてくれました。 本当にありがたいことです。
当初は電話を頂き、お話を聞いて・・・・・う~ん・・・ 出来るかどうか?現品を見ないと何とも言えないですが、どうしましょうね? と言ったら
あぁ~新潟方面へ行く用事が出来たら持ち込むから見てください。 そんな調子でした。 どん風に成ってるのか写真も何もない状態で 修理代の見積もりも出来ない。
それでもわざわざ遠いところから走ってくる・・・ これは何がどうあろうとも 何とかして修理再生しなければならないね! そんな気持ちで待ち受けていました。
ハハハ いやぁ~ 見てびっくり! どうしようかな?と、こりゃ~簡単ではないな、そう思いつつ引き受けてしまった。 なにせ遠くから走って来たんだ。
長い事 倉の中に置かれてあったらしいこと、ご先祖様が大事に大事に使っていたことなど 色々とお話を聞いてるうちに 受ける覚悟が出来て わかりました!やりましょう。
そういう事で お預かりしてはや 三か月ほど?いや、四か月かな? ハハハ そのようなやり取りでしたが、普通ならかなりの予算がかかります。
しかし、あまりに色々とお話を聞いてるうちに ま、いいか! そんな気持ちに成る。 こんな時に人と人のつながりを感じるんですねぇ~・・・
もう~受けた時点で 儲けようなどと言う気持ちは無くなる。 役に立つならそれで良いという気持ちに成るんですねー 不思議なもんだよ。
修理・再生の仕事って とにかく面白いです。 色々なものが舞い込んで来ますから 色々な構造も分かるし、作られた当時の職人たちの技も分かる。
うでの良い職人が作った家具もあり、ごく普通の職人技もあり、ん?これは大工さんが作ったようだな?という家具も有る。 失礼ながら日曜大工のような物も・・・
それでも長い事使われてきた家具、あるいは先祖代々の家具など 人々の思い入れが有る家具も有る。 そのような家具はどのような職人が作ったのかなど関係ないようです。
長い事お待たせしてしまいました。 ようやく完成です!満足いただけると確信しています。 みなさん 写真をご覧ください。 銅板も少しは磨いてきれいに成りました。
ハハハ これが自社ですべてを簡潔出来る強みだと思ってます。 修理・再生 一部バラバラに解体して 無垢の板が そっくりかえった部分に魔法の手を?かけて ハハハ
さすがに自然の木材ですから、何十年何百年経過したものは 完璧には元には戻らないです。 人工的に作ったものとはまるで違いますからねぇ~ それなりには成ったようですが?
皆さんは どのように見えますかぁ~・・・ アハハハ 写真映りは良いですね。 ハハハ ま、ここまで精一杯やりましたから 喜んでいただけるんじゃないかな?
そんな風に思ってます。 お客様、どうもありがとうございました。 今日は50年以上前かな? 古い長火鉢の修理再生のご紹介でした。 写真をご覧ください。
さて! 色々なことをやってます家具工房ですが、正社員の募集も継続しております。 全くの未経験の方でも大丈夫です。 ベテランの補助からやっていただきますから・・・
ベテランの補助をやりながら 徐々に仕事を覚えて頂き やがて1年、2年と経験していくと 気づかないうちに出来ることがどんどん増えていきます。
この気づかないうちにって言うと事が、何とも面白いもので ゆるゆると覚えればいいようです。 正社員募集してますが、応募前の見学だけでも遠慮なくおいでください。
見学に来たからと言って 応募してくださいなどと そんな野暮は言いませんから・・・ ハハハ 見るだけでも楽しい家具作りです。 では、今日はここまで。