全国のみなさん こんちわー。 昭和の良い時代には家具作家などと言う言葉が大流行した時期がありました。 男女問わず 憧れの仕事でした。
しかし、バブルがはじけて平成の時代に入ると、家具作家たちが作る家具は高級品という事でどんどん売れなく成りました。 中国製品に押されたわけです。
家具作家と言う職業自体も風化してしまい、ごく一部のお金持ちさんたちの需要しかなくなったのです。 残念な事にどんどん淘汰されてしまいましたねぇ~・・・
それでもごく一部は生き残っているようです。 憧れの職業ではありますが、なにせ家具の価格もどんどん下がってきて 食えない職業と成りました。
当然ながら、工房で家具を作るかたわら、営業活動もしなければならず かなり厳しい状況が続いていますね。 しかし、同じ特注家具を作る職業であっても
田舎の家具屋の場合は、受注する分野が全く違います。 いわゆる ” 家具作家 ” と言われる分野はどちらかと言うと、個人のお金持ちのお客様がメインと成りますが、
田舎の家具屋のお客様は 客層が全く違います! 作る家具がかなり広範囲にわたるからです。 個人のお客様であれば、個人住宅がメインですから限られたアイテムと成ります。
しかし、僕らの分野はものすごく広い・・・ いわば業務用の特注家具から、個人住宅の家具まで・・・ では?業務用とはどんな分野なのか? ここで説明しておきます。
ビジネスホテル・リゾートホテル・シティーホテル・温泉旅館・温泉ホテル・・・・・ 宿泊施設ならば全てと言っても過言ではありません。 ラブホテルも含みます。
飲食関係では、例えばガストのような大手のチェーン店など、居酒屋チェーン、牛丼チェーン、かつ屋など、ラーメン屋さん、・・・・・・ 全ての飲食店がお客様の対象となります。
施設については、図書館など、美術館など、水族館など、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学など、老人施設、病院、薬局など・・・ 建物が有れば必ず付随して特注家具が入ります。
店舗においては、イオン、アピタ、アウトレットモールなど、 それらのテナントも含みます。 全ての店舗に特注家具が入るわけです。
大企業の福利厚生施設ともなると、食堂、休憩室など、研究室、社員寮、社宅など、オフィスなど・・・ 企業の建物内にも多くの特注家具が入ります。
大げさに言えば、需要は全国各地に ものすごく沢山あるという事に成ります。 それでも、特注家具屋も全国に数百社ありますから、競争と成るので日々技術に磨きをかけてるのです。
いわば、競争という事ですね。 その中で、田舎の家具屋の場合は 特注家具のジャンルは絞らず、あらゆるものを作っております。
まだまだ、色々なジャンルがありますが、紹介はまた後日という事で・・・・・
さて、写真は入社1年と4か月を過ぎました。 わが社のアイドルです。 この年数ですでに電動工具を使いこなすほどまでに進歩しました。 徐々にレベルアップしております。
写真は、トリマーを使って削る作業をしています。 他には、インパクトドライバー、ドライバードリルなど 色々と使い始めていますし、
危険度の少ない木工機械も使えるようになってきました。 現在は、主に住宅関係の家具の組み立ての作業をやっています。 かなり出来るようになりましたが、
今後は、変形した家具も少しできればと 考えてます。 こうして、女性でも出来ることは沢山ありますし、また、女性でも出来るよような作業方法に切り替えねば成りません。
昔のように、家具作りは男性が主役ではないと思ってます。 重要な部分だけは男性がこなして、そのほかについては、女性でも出来るような方法に切り替えればいいのです。
そうして徐々にレベルを上げて行けば、かなりの部分が出来るようになるのです。 こう考えたら、若い男子諸君! 俺にも出来る! と、思いませんか???
是非に挑戦していただきたいものです。 昨今は、給料が多くて、休日も多くて、とにかく楽な仕事に目が行きがちですが、
特注家具を作って、全国の多くの人たちの役に立つ! そうです! あらゆる人たちの役に立つための仕事が 特注家具作りだと 認識していただき挑戦をお待ちしております。
今回の募集は、出来るならば、男性が望ましいと考えております。 どうぞ宜しくお願いいたします。 尚、誤字・脱字はお許しください。