今日は、古い椅子・テーブルの 修理が済んだので納品してきました。 うわぁ~~~ すごい! 救われました! ハハハ
ほとんどが使い捨てに近い? 日本の家具文化 しかし、昭和の時代に結構~高いお金を出して購入した家具は最近修理の依頼が増えてる。
今回修理したものは、約30年ほど経過したものらしい? 特に椅子は接合部がガタガタの状態で 外れてしまっていた。
接合部の木がやせてしまうからね~・・・20年ほどで接着剤も切れてしまう! 座板のレザーもボロボロに切れていたし なかば捨てても良いような?
それでも何とか直るものだろうか? そう言いながら、約3か月ほど前に工房に訪問! 予算を提示したら じゃあ~何とかお願いします!と成った。
今日~納品したら たいそう喜んでくれた。 実は、もう~3年以上も前から 買い換えて捨てようか? どうしようか? 悩んでいたようだ。
家具の販売店にも相談したようだし、新潟市内の家具屋さんにも相談したようだが・・・ なかなか真剣に相談に乗ってくれないんだよね~ と。
確かにそうなんだよね! この手の仕事はほとんど利益が出ないし、飯が食えない! 修理専門にやってたら廃業するしかない! その程度の仕事なのだ。
予算的に全く採算が取れないんだよね! ハハハ じゃぁ~なぜ? 我が田舎の家具屋は修理をやるのか??? ハハハ こりゃ~単なる人助けのようなもんじゃ!
ハハハ 工房にはスタッフが12人ほど居る。 毎日色々な家具を手分けして進めておる。 そんな中で時に?連続でその作業をやるわけでは無く、
有る物件の家具を作りながら、切り替え時に途切れ途切れではあるが、ちょこちょこ作業する。 今回は4脚修理したが期間は約1か月半かな?
要するに連続で、1週間程度で終わろうとするから値段がかなり上がるのであり、特に椅子の場合はベテランでないと、要領が分からないし、
あらゆるメーカーの椅子の構造を熟知していないといけない! 国内のメーカー全ての椅子の構造が一目見て分かる必要が有る訳だ。
ベテランが連続でやると当然予算がどんどん上がるが、同じベテランでも、1か月~2か月と言う期間を頂くと、全く負担に成らない。
週に1時間程度のすいた時間を利用するという事だ。 有る週には、2時間の片手間が出来るかも知れないし、3時間すくかもしれない・・・
さらにベテランが重要な部分だけやって、あとは若い連中に任せてもいいわけだ。 こうやって、5~6人が片手間でいつの間にか出来上がる?
ここがコストの重要なポイントだ。 何も、ベテランが全部の作業をやる必要は無いと思うが? 田舎の家具屋がよそ様と違うところはこの辺かな~と思う。
ただし、12人のスタッフの 技術レベルをしっかりと把握してないと、分業は無理だが?・・・・・ ハハハ
この手の仕事は、納品時に必ず言われる・・・・・・ いやあ~修理なんてどこに相談したら良いのか 全く分からなかったんです!
世の中に、この様な方が沢山居るんだろうなあ~と、いつも思う・・・・・ 但し、予算が重要課題ではある。